取りすぎてあふれた料理




 ああだから嫌だったんだあんな奴らの相手。そりゃボンゴレにとって、というか十代目にとって実になるのであれば俺はどんなことでもするけれど、でもやっぱりくだらない。それでもやっぱり十代目が笑って下さるのであればそれで俺はすべていいんだからいいような気もしていて、だけどやっぱりあんな胡散臭いヤニ臭いだけのオヤジ共のそばにいるなんてそれだけでホント吐き気がする。嫌だ嫌過ぎる本当なら他の守護者を張り倒してだって彼のそばにいたいのにどうしてなんだか。だいいちお前ら、いや十代目もですけど俺はそういう応対にあまり向いていないっておっしゃったはずじゃないですか。だからこうして十代目のお食事のお世話をしている方が何百万倍も向いているんだよなやっぱり!


「…獄寺くん」
「ハイ、何でしょうか十代目っ!」
「俺、そんなに食べない、けど…」


 獄寺の山のようによそられた皿からエビフライが一尾、カーペットに落下した。







08/03/21