<聴罪を,> 10代目,というコトバの重み. 君を取り巻く,キビシイ現状. それらを知ってしまった,今. たとえば ただのクラスメイト. (きっと君は知らないけど,) 互いに憧れてたトモダチ. いつでも隣同士だったシンユウ. どれもこれも,俺が収まるにはどうやらキツそうで. たとえば きっと君が望んでいたユメ. 平穏無事で平凡無難なセイカツ. どれもこれも,どうやら俺には与えられそうに無いモノみたいで. 君がきっと頼りにしていてくれた,何ひとつ知らない一般人,(クラスメイト,トモダチ,シンユウ,ユメ,セイカツ.) (どうか.) 全部裏切ることにした俺を, 何年経ってでもいいから. どうか許して. 終 本誌で山本が獄寺につっかかってた辺りに思ったこと。もっさんは今まで無知で在ることでツナの拠り所で居ようとしたのかなと。 ※聴罪…キリスト教で、罪の告白を聴くこと。 この話は一応、<聴罪を、請う>が本来のタイトルだったりしなくもないです(ふーん